高齢者の8割が冷え症に悩んでる?
その原因と対策とは
こんにちは!
春日井・小牧・瀬戸・名古屋を中心に訪問歯科をしております、管理栄養士の鈴木です。
先月まで暑かったのが嘘だったかのように急に寒くなってきましたね。
特に朝は厚手のものを着ないと震えてしまうくらい寒いです。
この時期悩みになるのが冷え症。
若い女性の方で冷え症に悩んでいる方も多いですが、実は65歳以上の6割、75歳以上では8割の方が冷え症に悩んでいるとされています。
冷え症とは?

冷え症とは身体全体が寒いわけではないのに、手や足、腰など身体の一部だけが特に冷たくなる状態を指します。
寒くて眠れないことがある方もいて症状や程度は人によって様々です。
自律神経系障害からくる血管異常とされ、女性に多い傾向があります。
冷え症の特徴
血の巡りが悪い
冷え症の方は血の循環が悪くなるため手の平が赤っぽくなったり顔に毛細血管が浮き出たり爪が白っぽくなったりします。
それに加え、足や手の先の体温が低くなり脇の下で測る体温よりも10℃以上低くなることがあります。
内臓が冷える
おへその辺りで測る身体の深部温度が普通の人に比べて2~3℃低くなります。
体温が35度台
人間の体温は平均36.5度ですが、冷え症の場合体温が35度台になってしまいます。
体内の水分量が多くなる
血流が悪くなると身体が冷える為発汗されず、水分が十分に排出されません。
そのため不要な水分が貯まり余計に冷えやすくなってしまいます。
免疫力が落ちる

「冷えは万病のもと」と言われるように冷え症になると免疫力が落ちて風邪を引きやすくなってしまいます。
また、体温維持機能も低下するため体温が下がると元に戻りにくいです。
他にも肌荒れやかさつき、腰痛・頭痛、アトピー症状、便秘や下痢、トイレが近い、膀胱炎、不眠、疲労感、食欲不振、喘息などの症状も見られます。
冷え症を悪化させてしまう原因とは
自律神経バランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れやストレスが原因で自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は血管を拡張したり収縮したりするのでバランスが崩れると体温調節に支障をきたしてしまいます。
特に女性はホルモンの働きの関係で自律神経バランスが乱れやすいので注意が必要です。
体内で熱が作れない
体内では熱が産生されますが、そのうちの約60%は筋肉から産生されます。
そのため筋肉量が少ないと冷え症になりやすくなります。
男性に比べ女性や高齢者に冷えを感じる方が多いのはこのためです。
食べ過ぎ
食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、熱産生量の多い筋肉や他の器官への血液供給が減ってしまいます。
食事によって身体が
冷えてしまっている
冷えた飲料をそのまま飲んだり、冷蔵庫から出したものばかり食べ、温かいものをあまり食べないと身体を冷やす原因になります。
冷え症を予防するには?
- 運動:身体を動かすことで筋肉から熱が産生され、血液の巡りがよくなります。
- 入浴:30~40℃の湯船にじっくりつかると、身体を休ませる働きのある副交感神経が優位になり毛細血管が広がって血行がよくなります。
- 食事:身体を温める効果のある食材を摂ることにより身体が冷えるのを防ぐことができます。身体を温める食材は冬が旬のものが多いです。具体的には下の図のようになります。

※身体を温める食材、冷やす食材は本や著者によって分け方が違う場合があります。
食べ方のポイントとしては、
1.冷えているものより常温のものを選ぶ
2.加熱したもの、温かいものを摂る
3.身体を温める食べ物を積極的に摂る
以上の3点を意識して食事をすれば冷え症を少しでも改善することができます。
高齢者の方が
食べやすい食事にするために

高齢者の人にとって「硬い」、「噛み切りにくい」、「パサパサしている」、「酸味が強くてむせやすい」、「口の中に張り付きやすい」、「個体と液体が混ざっている」などの食べ物は食べにくい食事となります。
これらを改善するには、以下のような調理方法を行うことで食べやすい食事にすることができます。
- 硬い食材は、すりおろしたり、刻んだりする
- 食物繊維が多い食材は繊維を切る、たたくなどして、柔らかくなるまで加熱調理する、またはすり身にして調理をする
- 食材を一度茹でたり、焼いたりしてから炒めたり、煮込んだりと二度手間をかけて調理する
- 圧力鍋を使って素材を柔らかく調理する
- パサパサした食材や液体はトロミをつけられる食材を使用し食べやすく調理する
- むせやすい食材は、量を控えたり、むせやすさを抑えた調理(加熱)をする
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