むし歯・歯周病

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外来診療に見劣りしない診療を

日本は世界一の長寿大国ではありますが、日本人の歯の平均寿命は50~60歳代と短く、歯を失った状態の高齢者が多いとされています。
高齢者の歯はエナメル質がすり減っていたり、根元が露出してしまっていたりするため、
むし歯や歯周病に侵されやすくなっています。
ご自身の歯をなるべく長く使っていただけることが、当法人のなによりの願いです。
そのため、ご自宅・施設でも外来診療に準じた治療を行い、粘り強く診療を行っています。

痛みの少ない治療を自宅で提供

さくら会は、患者さまの立場に立ち、なるべく痛みの少ない治療を提供できるよう、日々技術を研鑽しています。
「歯医者の治療は痛くて苦手……。」という方は、まず担当の歯科医師に「痛い治療が苦手である」と相談してください。
担当の歯科医師が配慮をし、無痛に近い麻酔器具を使用させていただきます。

高齢者の
むし歯・歯周病による
リスク

高齢者はむし歯になりやすいだけでなく、むし歯になった後の進行も若い人よりも早いとされています。
歯は自分で治る機能が備わっていない器官です。放置することにより病気が進行し、入院が必要になってしまうこともあります。
また、むし歯になることで受けてしまう影響も大きいため、普段からこまめに口内環境を清潔にすることを意識することが大切です。

糖尿病のリスクが増える

むし歯で炎症を起こしてしまった歯肉からはインスリンの働きを阻害してしまう物質が放出されています。
そのため高血糖状態が続いてしまい、糖尿病になるリスクが高くなってしまうのです。
また糖尿病になってしまうと、むし歯の治療の際の小さな痛みやストレスでも血糖値が大きく変化してしまい、昏睡状態になることがあるので注意が必要です。

肺炎のリスクが増える

高齢者の死亡原因に多いとされる肺炎。この病気はウイルスや細菌に肺が侵されてしまうことで起こる病気と知られていますが、原因はこれだけではなく、唾液の誤嚥とともに肺にむし歯菌が入り込んでしまうことで引き起こされることもあります。
高齢者は物を飲み込む力が衰え、謝って唾液や食べ物が肺に入ってしまうことが多いとされています。口腔内がむし歯菌に侵されていた場合、肺炎になるリスクが高くなってしまうのです。

認知症になりやすくなる

むし歯になって歯が痛むと、無意識のうちに十分に物を噛まないようになります。噛む回数が減ったり噛む力が弱くなったりすると、脳への刺激が減ってしまい認知症になるリスクが高くなってしまいます。
認知症になった場合、口腔内のお手入れが十分にできなくなってしまい、むし歯を増やしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

心筋梗塞等の重大な病気を引き起こすことがある

むし歯を放っておくと細菌が繁殖し、歯周病に繋がってしまいます。歯周病菌が繁殖すると、その菌と戦おうとして白血球の活動が活発になり、心臓などの臓器に負担がかかってしまいます。
また歯周病菌には血液が固まりやすくなる物質が含まれているため、心臓などの弱ってしまった臓器部分の血液が固まりやすくなることで、心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまう恐れがあるのです。

健康寿命をのばして、
豊かな生活を
送っていただくために

むし歯や歯周病は他のあらゆる全身疾患との繋がりがあることが明らかになっています。
歯の痛みそのものも苦しく、美味しく食事をすることができないのはつらいですよね。
さくら会の訪問歯科診療ではむし歯や歯周病に対処可能な準備を整えており、
ご自宅・施設でのむし歯治療はもちろん、レントゲンを撮ったうえでの治療も可能です。

お口の健康は
生活の質(QOL)を向上させる出発点です。
「生涯お口から美味しく食べる」を
私たちがサポートいたします。