入れ歯の修理・調整

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生きる力をつくるために

噛む力は生きる力です。
しっかりと自分の歯で食物を噛めるのは、それだけでとても大きな価値があるのです。
とはいえ、「入れ歯が合っていないけど歯医者に行けない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
私たちさくら会の訪問歯科診療では、ご自宅・施設に訪問して入れ歯を作成・調整・修理することができます。
また入れ歯治療を得意とする歯科医師が在籍しているため、豊富な知識・経験を持っています。

自分に合う入れ歯が
なぜ必要なのか

入れ歯が合わない原因の多くは、入れ歯の形と自分の歯との咬み合わせが合っていないことです。
当初は問題がなくても、高齢になると歯を支えていた骨がやせてしまい、入れ歯による圧力で歯茎が変形してしまいます。
自分の歯が減って入れ歯が増えるほど、そのようなことは起こりやすくなるのです。

唾液の分泌を促す

口の中が乾いている感じがする・うまく発語することができない等の症状に覚えがある方は、唾液の分泌が少なくなっている可能性があります。
高齢者の場合、高血圧や糖尿病などの様々な薬を服用していることで、副作用により口が乾燥し、唾液が出にくくなっています。
唾液をよく出すには、「しっかりとよく噛むこと」が何よりも大切です。噛む回数を増やすことで、唾液を分泌する唾液腺が刺激されて唾液が分泌されます。

唾液の効用

抗菌作用

唾液には、様々な細菌を殺す物質が多く含まれています。
そのため唾液の量が減ると、風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

歯の保護

唾液には、歯の表面のエナメル質を修復する作用があります。
初期のむし歯であれば、唾液の効用で修復が可能な場合もあります。

粘膜保護作用

唾液には、刺激性の強いものや熱いものから喉や食道、胃を守る役割があり、これにより胃潰瘍や胃炎を防ぐことができます。

ストレス緩和

イライラしたときにやけ食いをしてスッキリするのは、実は唾液に含まれるコルチゾールという物質が分泌されるからだと考えられています。

痴呆防止になる

「噛む」ということで顎が働き、脳の中を流れる血液の量が増加することで脳細胞が活性化されます。
眠気覚ましにガムを噛むことがあると思いますが、これはガムを噛むことで脳に新鮮な血液が送り込まれることで脳が活性化しているのです。
またしっかりと噛むことで分泌される唾液には、神経細胞を修復する作用・脳の損傷を修復する作用・脳神経の機能回復作用等の働きもあることがわかっています。

骨折や捻挫防止

咬み合わせと姿勢には実は大きな関連があります。悪い咬み合わせでは姿勢も悪くなり、いい咬み合わせでは姿勢もよくなるのです。
姿勢が良くなると、転倒のリスクが下がります。予期せぬ転倒を起こさないためにも、咬み合わせのぴったり合う入れ歯を使用するようにしましょう。
また、咬み合わせが悪い状態では他の歯へ負担がかかってしまい、残っている自分の歯も悪くなってしまいます。